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第5回水揚げ日本一 あんこう学生料理グランプリ

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令和5年2月4日、下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化推進協議会とやまぐち農林水産物需要拡大協議会が主催された「第5回水揚げ日本一 あんこう学生料理グランプリ」が開催されました。市内の中、高校、短大から応募された46点の中から、書類審査を通過した4校7人が2次審査(実技審査)に臨みました。あんこうの茶わん蒸しや、シュウマイ、担々春雨スープ、ガバオ風炒めご飯等のオリジナル作品の中から、栄えあるグランプリは長府高等学校3年生の天野凛さんの「あん肝たっぷりカツサンド」が受賞されました。
天野さんのカツサンドは、あんこうの身の中に肝とチーズを入れて油で揚げ、ソースにも肝をたっぷり使ったもので、魚が苦手な高校生にも食べやすいようにサンドにして、肝の味を活かすことにこだわったそうです。
審査員として参加された下関観光コンベンション協会の和田副会長(割烹旅館 寿美礼)からは、「どの作品も僅差で審査に1時間近く費やしました。特に第5回目を迎えた今回は、食べ方も多様化し、和食から洋食、中華と様々で、高校生などの若い料理人の中で中学生の料理人も決勝に残りました。私としては、頼もしくもあり下関の食材に若い頃から触れることで、これから先、皆さんが沢山の料理の発掘や商品化に携わっていくことを期待しています。また、あんこうの身を使う料理が多く出品されていますが、骨や7つ道具とされる部位も、出汁や隠し味・触感を楽しむものとして利用する等、より一層の工夫と探究心を極めることを大いに期待しています。」とのエールが送られました。
「三つの日本一 ふく、くじら、あんこう」の一つとして、あんこう料理が下関から世界に向けて発信できるよう、これからも若い皆さんの頑張りに期待しています。ファイト!!