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捕鯨母船「関鯨丸」が初出漁しました!

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令和6年5月21日(火)下関で建造し、下関を母港とする捕鯨母船「関鯨丸」が東北地方沖合の太平洋で母船式捕鯨を行うために下関港を出港しました。この後、東京港に寄港してお披露目会を行い、母船式捕鯨を実施します。途中、仙台港での荷役を実施する等して、最終的には12月に下関港へ戻ってきます。
共同船舶が「沖合母船式捕鯨を未来永劫に続けていく」ために造られた「関鯨丸」は保守整備や鯨肉加工、販売により下関市へ20億円の経済効果をもたらすとも言われています。
日本は、5年前の2019年に国際捕鯨委員会(IWC)から脱退し、ミンククジラとニタリクジラ、イワシクジラの3つの種類を捕獲の対象として、商業捕鯨を再開しました。これについても、水産庁が鯨の資源量調査を進める中で、より大型のナガスクジラについても、早ければ7月にも捕獲対象に加わりそうだとの朗報もあります。
初出漁式の中で、名池保育園の皆さんが、歌やダンスに加えて、「船員の皆さん、頑張って大きなくじらを獲って来てください。元気で帰って来てくださいね。」と一緒に話す姿に、船員の皆さんも感激されていたようでした。(私までもらい泣きしそうでした!)
栄養豊富なクジラの肉を美味しく食べることのできる「くじらの街 下関」、そして「三つの日本一 ふく、くじら、あんこう」、「食の宝庫 下関」を益々盛り上げるように、これからも官民で協力して取組んでまいります。

感鯨下関ホームページ
https://www.shimonoseki-kujira.jp/

(下関観光コンベンション協会フェイスブックより転記)